COLUMN
発達障害と子育て
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支援関連放課後等児童デイサービスとは
発達障害等に関する学びや情報交換の場になることを願って投稿させて頂きます。今日のトピックは「障害のある子供と関わるための資格」についてです。
資格はさまざまものがあり、自分にとってどのような資格が必要か判断が難しいと感じられるのではないでしょうか。
この記事では、障害ある子供と関わるための資格や取得までの道のりをご紹介します。
障害のある子供と関わるために必要な資格は、大きく分けて国家資格と認定資格の2つがあります。
障害には、身体障害・知的障害・発達障害があり、一人ひとり障害の種類や程度が異なるため障害の特性を理解することが大切です。無資格でも障害のある子供と関われる施設はありますが、資格をもっているほうが子供を理解しサポートしやすいでしょう。
以下に、障害のある子供と関わるための国家資格と認定資格について説明します。それぞれの資格について確認し、ご自身の将来像にあった資格を見つけてみてください。
障害のある子供と関わるような療育専門の国家資格はありませんが、以下の国家資格を有することで療育の場にて活用できるでしょう。
障害のある子供と関わるための国家資格は、主に以下の8つです。それぞれ解説していきます。
保育士 | ・子供の保育や保護者へ向けて保育指導を行う・児童福祉施設にて保育の専門性を求められる |
公認心理士 | ・障害のある子供や保護者に対してカウンセリングや心理アセスメントを行う・心理系の資格で唯一の国家資格・福祉や教育関係といった幅広い分野で求められやすい |
看護師 | ・医療的ケアを必要とする子供に対して、たん吸引や服薬管理、人工呼吸器の管理を行う・重症心身障害児が利用する施設で専門性を活かせる |
理学療法士作業療法士言語聴覚士 | ・子供の障害特性を理解し、体の機能改善を目指しリハビリを行う・児童福祉施設や運動に特化した運動療育施設にて専門性を必要とされる |
学校教員 | ・障害児の通う特別支援学校の教員になるために必要な資格・特別支援学校では、子供の障害特性に応じた自立支援などを行う・学校教員の免許を有し、特別支援教育に関する専門科目を履修し取得できる |
社会福祉士 | ・障害児から高齢者といった幅広い年齢層の対象者やその家族に生活のアドバイスや援助を行う・児童福祉施設や放課後デイサービスなどで活用できる |
障害のある子供と関わるための療育専門の資格は、団体や法人が主催している認定資格が多々あります。認定資格を有することで、専門的な目線で子供と関わることができるでしょう。
多々ある認定資格のなかから主な4つの資格を以下に紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
児童発達支援士 | ・一般社団法人人間力認定協会が認定している資格・発達障害のある子供の能力を引き出し、脳科学に基づいたアプローチをしながら子供を自立へ導くための支援をする |
子供障害発達支援アドバイザー | ・発達凸凹アカデミーが認定している資格・発達障害のある子供の成長に即して適切な支援をする |
運動療育支援員 | ・運動保育士会が認定している資格・発達障害のある子供や、発達のペースが遅い子供に対して運動遊びを提供する |
発達障害コミュニケーション指導者 | ・一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会が認定する資格・日本初の発達障害についての公的な資格・発達障害に関する基礎的な知識の習得と関わり方から個別・集団支援の計画作成や相談業務、指導を行う |
障害のある子供と関わる施設によって仕事内容は異なります。資格の特性と希望の仕事内容を照らし合わせて、転職や就職の参考にしてください。
障害のある子供と関わるための資格を活かせる場所は、主に以下の3つです。順番に見ていきましょう。
児童発達支援センター | ・地域の中核的な通所型の療育支援施設・障害をもつ未就学児に対して日常生活や集団生活を送る際に必要な知識やスキルを会得できるよう支援したり、保護者に対して相談支援したりする |
児童発達支援事業所 | ・児童発達支援センターより規模は小さいが、同じく障害児や保護者へ支援する・日常生活の支援や運動機能のトレーニングなどを行う |
放課後デイサービス | ・障害をもつ小学生から高校生に対して、自立した生活を遅れるよう学習指導や機能訓練を行う・重度の心身障害児が利用する重心型もあり、看護師が医療的ケアを提供する |
特別支援学校 | ・障害を持つ小学生から高校生が通う学校・社会性を担い、生活しやすくなるよう教育する |
児童発達支援士とは、一般社団法人人間力認定協会が認定する資格です。
発達障害のある子供の能力を引き出し、脳科学に基づいたアプローチをしながら子供を自立へ導くための支援をします。以下に、取得方法や費用などについて説明します。障害のある子供と関わりたい方は、ぜひ参考にしてください。
取得方法 | 協会の通信講座の受講後、オンライン試験に合格する必要がある |
合格率 | 80〜90%講座内容を概ね理解できれば、合格へのハードルはさほど高くない |
受講期限 | 8ヶ月順調に受講できれば、早くて1ヶ月で取得できる |
受講費用 | 41,470円(内訳:受講料37,400円、受験料4,070円) |
受験資格 | 最終学歴や現場経験などの条件や必要な資格ない |
児童発達支援士は、自宅に居ながら受講し試験に臨めるため、育児中や働きながらでも取得しやすい点が魅力的です。
障害のある子供と関わるための資格は、大きく分けて国家資格と認定資格の2つがあります。
国家資格には、保育士・認定心理士・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・学校教員・社会福祉士などがあります。認定資格は、児童発達支援士・子供障害発達支援アドバイザー・運動療育支援員・発達障害コミュニケーション指導者などです。そのなかでも、児童発達支援士は、通信講座を受講しオンライン試験に合格すれば、早くて1ヶ月で取得できるでしょう。
障害のある子供と関わりたい方は、ご自身の将来像にあった資格を見つけてみてください。
Q.資格がなくても障害のある子供と関われますか?
A.資格がなくても関われます。しかし、資格を有している方が、専門的な目線から子供を理解し適切な支援を提供することができるでしょう。
Q.運動療育に携わりたいが、どのような資格が必要ですか?
A.運動療育に携わる上で必須の資格はありませんが、専門性がある国家資格は理学療法士や作業療法士です。認定資格は運動療育支援員があります。運動療育の施設が増えているため、これらの資格は現場で求められるでしょう。
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